【投資本はこれだけで十分】投資・資産形成を始めたら読むべき本 5選

資産形成や投資を始める時、参考になる本を探す方も多いのではないでしょうか。

しかし、本屋に行くと資産形成に関係する本は山ほどあり、良い本を選択するのも一苦労です。

そこで、経済の勉強や金融についてほとんど勉強したことのない、ただのエンジニアであった私が、独学で投資を始める際に大変勉強になった本を5冊厳選して紹介します。

資産形成にはこの5冊の内容を理解すれば十分だと私は感じています。

これから投資を始める方の参考になればと思います。

まず最初に読むべき!資産形成・お金全般入門書

金持ち父さん 貧乏父さん

投資家なら知らない人はいないほどの名著「金持ち父さん貧乏父さん」。

本書の著者であるロバート・キヨサキさんの幼少期経験した、実の父親(貧乏父さん)と、友人の父親(金持ち父さん)のお金に関する考え方の違いがあることに気づきます。

その違いからお金持ちになるためには何が必要か、自身の体験をもとに紹介されており、誰もが読むべき一冊になっています。

私も投資を始めるときに一番最初に読んだ本でしたが、内容が分かりやすく、お金に関する考え方が変わる衝撃の一冊でした。

ファイナンシャルリテラシーを高めよう

私は本書で一番のメインとなることは「ファイナンシャルリテラシー」の重要さです。

ファイナンシャルリテラシーとは、お金に関する知識や理解能力です。

日本では学校や家庭でお金に関する教育がほとんどされていません。

本書ではお金持ちになりたければファイナンシャルリテラシーを高めることを強く進めています。

特に私が一番印象に残っている1つを紹介します。

資産と負債の違いを理解しよう

資産と負債を正しく理解できているでしょうか。

例えば家や車は資産でしょうか。

資産と負債の違いを理解することが資産形成における非常に重要な概念となります。

私は本書を読む前は理解できていませんでしたが、本書を読むことで資産と負債の違いを簡単に理解できました。

資産 : ポケットにお金を入れてくれること

負債 : ポケットからお金を取っていくこと

資産と負債の違いは資産を増やしてくれるか減らしてくれるかの違いです。

なので、家は毎月ローンを払っていると負債で、誰かに貸し家賃をもらう状態だと資産です。

お金持ちになるためには資産を買い続けることが重要です。

「金持ちになりたいなら、ただ「資産を買うこと」に生涯を捧げればいい。

中流以下にとどまっていたい人は負債を買えばいい。」

金持ち父さん貧乏父さんより

このフレーズを忠実に実行するだけでお金持ちに近づきます。



本書では自分のビジネスを持つことの重要性について紹介もされています。

お金持ちになるための働き方の分類である、ESBIのキャッシュフロー・クワドラントの理解も重要です

今回は省略しますがぜひ一回読むことをお勧めします。(というより全国民読むべき一冊だと私は思います。)

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

「金持ち父さん貧乏父さん」はアメリカで書かれた本であるため、一部日本では当てはまらないことがあります。

その情報を補ってくれるのが本書「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ 」です。

日本ならではの税制上の問題や資産形成方法など紹介されており、「金持ち父さん貧乏父さん」を補う形で大変勉強になります。

「黄金の羽根」とは

「黄金の羽根」とは日本の社会制度やルールのゆがみがもたらすチャンスのことです。

このチャンスは世の中のルールや社会情勢を理解する必要があり、「ファイナンシャルリテラシー」が必要になります。

本書では日本で「黄金の羽根」を拾うために必要となる知識やルールについて理解でき、日本に必要となるファイナンシャルリテラシーを高めることができます。

お金持ちになるために必要な3つのこと

本書によるとお金持ちになるための式は次で表せます。

お金持ちになるための式

資産形成 = 収入ー支出+(資産 × 運用利回り)

この式からお金持ちになるには、上記の式から3つのことが必要です。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 運用利回りを高くする

本書では 資産形成するための3点について、取り組み方が詳しく述べられています。

例えば、共働きの重要性や、自宅と保険のコストを削減すること、投資をして利回りを高くすることなどです。

日本のお金に関する知識を総合的に身に着けることができるので、必読の一冊です。

投資を実践!資産運用の入門書(実践編)

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

著者でお金に関して素人である大橋弘祐さんが、経済評論家で楽天証券研究員の山崎元さんに質問する会話形式で書かれた一冊です。

素人である大橋さんの視点から、わかりやすく投資の始め方を紹介されています。

投資を始める初心者におすすめする一冊です。

お金に関する素人である私の妻にも読ませ、投資を始めるきっかけになりました。

(一方ですでに投資をしている方には物足りない内容になっています。)

銀行に預けるなら国債を買え

本書でお金に関して素人である大橋さんが

大橋さん
大橋さん

確実にお金を増やしたい

と山崎さんへ質問します。

山崎さんの回答は

山崎さん
山崎さん

国債を買え

です。

投資を始める方で資産が減るリスクが怖い方は多いのではないでしょうか。

資産を減らさずに資産を増やしたいのであれば、国債に投資することから始めましょう。

国債は元本保証商品(投資額より資産が減らない商品)であり、金利も銀行預金より高いです。

さらに国がつぶれない限り、価値がなくなりません。

銀行と国、どちらが先につぶれるかというと銀行ですよね。

リスクが怖い方は国債に投資するのも一つの選択肢になるはずです。

よりお金を増やしたいならリスクを取りインデックス投資を買え

一方で国債を買っても金利はわずかです。

よりお金を増やしたいのであればリスクをとる必要があります。

本書ではよりお金を増やしたいのであれば、ドルコスト平均法でインデックス投資することをお勧めします。

インデックス投資の銘柄選定方法や、やり方など具体的に紹介されています。

これから投資を始める方は参考になると思います。

最近はより詳しい図解版や漫画版も出版されていますので、そちらもお勧めします。

図解版はこちら⇩
漫画版はこちら

敗者のゲーム

インデックス投資家にとってはバイブルと呼べる一冊です

本書では「個人投資家はインデックス投資をしなさい」ということを主張しています。

インデックス投資がどういう投資なのか、把握するために優れた一冊です。

内容や一部難しい内容も含まれていますので、実際に投資を始めている方か、勉強してから読むことをお勧めします。

インデックスファンドへ長期投資し続けろ

本書の主張を要約するとこの一言に尽きます。

個人投資家はインデックスファンドに長期投資する。これが一番簡単で確実に資産を増やす方法です。

今回紹介している他4冊でもインデックス投資を推奨していますが、本書ではインデックス投資がなぜ良いのかをデータを用いながら詳しく述べられています。

特に私が一番好きな個所を紹介します。 この本の内容でテニスを例に投資が敗者のゲームであることを紹介した一節です。

プロのテニスでは、ポイントの80%は勝ち取ったものだ。アマチュアのテニスでは、ポイントの80%が失ったものなのである。言い換えれば、プロのテニスは「勝者のゲーム」であり、結果は勝者のアクションで決まる。アマチュアのテニスは「敗者のゲーム」で、結果は敗者のアクションで決まるのだ。この2つのゲームは(根本的な性格から言って)まったく異なる。まさに正反対だ。

敗者のゲームより

個人投資家はアマチュアのテニスと同じように、負けないことが大切です。

インデックス投資は大勝はしませんが、負けない投資方法であり、プロと同様の成績を残せます。

インデックス投資を始めた方は一読し、投資手法を確認するのに役立つはずです。

お金持ちの実態!お金を貯める力の入門書

となりの億万長者

アメリカのお金持ちについて研究した結果がまとめられている本です。

お金持ちというとどのような方をイメージするでしょうか。

例えば、起業して一発当てた人。投資が大儲けした人。大企業で年収が高い人。などでしょうか。

本書の調査結果によると多くのお金持ちは普通の生活をしていることが判明しました。

あなたの「となり」にいるような普通の生活をしていますが、普通ではないほど資産形成ができています。

本書ではこれまで紹介した4冊と異なり、「倹約」に焦点を当てています。

資産運用だけでなく倹約の重要性も気づける一冊です。

お金持ちの実態・・・倹約&倹約&倹約

お金持ちの多くは一般的な家庭と比べて倹約をしています。

お金持ちといえば高級車に乗り、大きな家に住んでいることを想像しますが、実態はそうではありません。

多くのお金持ちは普通の家庭と同じかそれ以下の金額で生活しています。

なので、一見お金持ちか分かりません。

出費をコントロールし、予算管理する。

それがお金持ちへの必須条件なのです。

倹約したお金を計画的に資産運用する

さらにお金持ちになるためには、抑えた出費を投資に回します。

本書にお金持ちを象徴する一文があります。

蓄財優等生は蓄財劣等生の二倍の時間を資金運用のためにかけている

となりの億万長者より
  • 蓄財優等生・・・となりの億万長者
  • 蓄財劣等生・・・貯めたお金をすぐ使ってします人 

お金持ちになるためにはやはり投資は不可欠です。

倹約と投資、この二つを良質することが誰でもお金持ちになれる方法であると気づかされる一冊です。

まとめ

資産形成や投資を始めたいと考えている人向けに本を5冊紹介しました。

図にまとめるとこのようになります。

私は50冊以上お金に関する本を読み勉強しましたが、この5冊だけ読めば資産形成を始めるには十分だと思います。

お金持ちになるための勉強を始め、豊かな生活を手に入れましょう。



今回紹介した本5冊とも共通してお勧めしている投資方法はインデックス投資です。

インデックス投資についてはこちらの記事で紹介しています。

ぜひ参考にしてください。



また最近ではブログやyoutube等、無料でも投資について多く学ぶことができます。

私が良く勉強に用いるブログのリンクを載せます。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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