引っ越しはお金がかかるものですね。
先日私は転勤が決まり、東京23区へ引っ越すこととなりました。
家賃や初期費用も少しでも抑えようと、家賃交渉についてリベ大やビブリ不動産などのyoutubeチャンネルで学び実践しました。
その結果、初期費用を10万円以上の安くすることに成功しました。
本記事では賃貸契約する際に私が実践した値引き交渉や事前確認事項など情報を共有します。
賃貸へ引っ越す方の参考になればと思います。
- 賃貸への引っ越しを予定している方
- 賃貸の初期費用を少しでも抑えたい方
- 不動仲介業者との家賃交渉方法について知りたい方
目次
私の引っ越し概要

まず私がどのような条件で引っ越ししたかを紹介します。
- 引っ越し先候補地 : 東京23区内
- 勤務地へ通勤しやすさ: 通勤時間30分以内
- 間取り・広さ : 1LDK以上
- 引っ越し時期 : 転勤2ヶ月前から家探しを開始(6月上旬内見⇒7月末入居開始)
内見日の約2週間前からSUUMOやat homeで賃貸の情報を集め始めました。
夫婦共働きになるので、2人とも勤務地まで電車で30分以内に通勤できる場所を探しました。
値引き交渉の結果
不動産屋と6月上旬に内見し、その後数日何社かの見積もりを取り、交渉をした上で契約しました。
最終的に私が契約した家の当初見積もりと最終見積もりの結果はこのようになります。
当初見積もり
初期費用:58.8万円(当月・翌月家賃を含む)
⇩
最終契約金額
初期費用:48.1万円(当月・翌月家賃を含む)
交渉の結果10万円以上の値引きに成功しました。
私が値引いた項目は下記のとおりです
- 入居日までの費用(フリーレント追加)
- 火災保険料
- クリーニング代
- 消臭消毒代
- 消火器代

私の場合、内見に行けるタイミングが入居の約1ヵ月半前と早かったため、契約後払う空家賃が心配でした。しかし事情を説明し何度も交渉することで、入居日までの家賃をフリーレントにしていただきました。
家賃を安くする参考書籍⇩
値引き交渉のポイント
私が実際に何件もの不動産業者と交渉をする中で、感じた値引き交渉のポイントを下記に記します。
- 自分の条件をはっきり言う(予算、引っ越し時期など)
- 複数業者から見積もりを貰う
- 見積書の内容を細かく確認し、知らないものはなくす
- メールでやり取りすること
自分の条件をはっきり言うこと
当たり前かもしれませんが自分が探している物件の条件をはっきり伝えることが大切です。
不動産屋さんもビジネスです。
どんな家を借りたいのか、なぜ家を借りたいのかが分からない人には不動産屋も本気で動きません。
本気で物件を探してもらいたければ、我々も本気で物件を探すために、コミュニケーションを密に取って条件や要望をはっきり伝えましょう。

予算や入居時期などをあらかじめ伝えておくことで、後々交渉し安くなりますし、無駄な手間が省けます。条件を細かく伝えすぎで、1つの不動産屋さんに気に入られなかったとしても、別の業者に変えればよいだけです。しっかりと自分の条件を伝えましょう。
複数業者から見積もりを貰う
一番大切なのは複数業者から見積もりをとることです。
同じ物件でも複数の不動産仲介業者が扱っていることが多くあります。
その場合は複数業者から見積もりを取ることで相場観や安いところを見つけることができます。
目安としては最低3社は相見積もりを取りましょう。
相見積もりを取るメリットは下記の3点です。
- 無駄な費用を払う可能性が下がる
- 価格交渉の材料になる
- 相場が分かる
相見積もりを取る方法としては
SUUMOやat homeなどのサイトから
「まずは初期費用を知りたいので見積もりをいただけないでしょうか」
と複数業者へ問い合わせるだけです。
安い不動産業者が見つかったらそこからは交渉になります。

必ず相見積もりを取りましょう。
見積もりを取ることでお金を無駄に払う確率が減りますし、値段交渉の材料にもなります。
見積書の確認項目は次章で詳しく紹介します。
見積書の内容を細かく確認し、不要なものはなくす
複数社から見積書をいただいたら、細かく内容を精査しましょう。
相見積もりを取ると各社ごとに含まれる内容や仲介手数料などが変わります。
それぞれ比較し不要なものは、不動産屋へ交渉しましょう。

見積書の内容を細かく確認しましょう。
何も言わず無駄なクリーニング代や消臭代が含まれている可能性は高いです。
相見積もりを取ることで気が付くこともできます。
メールでやり取りすること
見積もりを貰うところから交渉までのやり取りをメールやLINEなどですることをお勧めします。
理由は
- 文字で記録が残る
- 自分のペースでじっくり考えることができる
- 対面で交渉せずに済む
です。
メールでやり取りすることで、文字で記録が残るため不動産屋も法外な提案はできなくなります。
また、一つ一つ自分のペースで内容を吟味できるので、焦って契約することも減ります。
対面で交渉するのが苦手な方でもメールでしたら交渉もしやすいと思います。

メールでやり取りすることは多くのメリットがあります。
いくつかの不動産屋とやり取りを重ねると、信頼できる業者も分かってきます。
比較も簡単ですのでメールでやり取りすることをお勧めします。
見積書で値引けるポイント

見積書の内容を精査するうえで、重要な確認項目についてまとめました。
リベラルアーツ大学の両学長の動画で学んだ内容をまとめました。
不動産屋から見積書をいただいたら、内容を一つ一つ確認しましょう。
請求されたら拒否すべき項目
- 書類作成費
・・・仲介業者が請求しても良いのは仲介手数料のみ - 簡易消火器
・・・家主が負担するべきもの - 害虫駆除日・抗菌・室内消毒
・・・不要 - 安心入居サポート
・・・不要

私の場合は簡易消火器と抗菌・消毒が当初見積もりに含まれていました。
拒否するための言い方としましては、
「消火器は自分で買うのでいりません。抗菌・消毒についても内見して部屋がきれいなことを確認したので不要です」
と伝えれば了承してくれました。
特に金額を下げやすい項目
- 仲介手数料
・・・借主の仲介手数料は賃料の0.525ヶ月分以内と法律で決まっています。
それ以上は割高ですので、可能な範囲で交渉しましょう。
最近は仲介手数料が無料の業者もあるので、そちらから見積もりをいただきましょう - 火災保険
・・・物件に最初から含まれている火災保険は割高な場合が多いです。
自分で火災保険会社と契約できないか交渉しましょう。

私の場合、仲介手数料は0.8ヶ月分までにはなりましたが、フリーレントなどをつけていただいたので、0.5ヶ月分までの交渉は断念しました。
火災保険については最初は物件についているのを進められましたが、聞いてみると自分で契約もできたので、自分で火災保険に入りました。
交渉の余地がある項目
- 賃料・共益費
・・・仲介業者ではなく大家さんとの交渉なので、仲介業者が値下げできないと即答したら、信用できない業者
数千円なら交渉が可能。ただし「値引いてくれたら必ず契約する」と交渉することが重要 - 敷金・礼金
・・・相見積もりをとり複数社で比較すること(勝手に上乗せされていないか確認) - ハウスクリーニング
・・・除菌・室内消毒などと同じで、室内がきれいであれば不要。 - 鍵交換代
・・・セキュリティが心配でなければ基本不要。 - 保証会社加入料
・・・私が複数の物件で見積もりをいただいた相場観は賃料の50%以下にしたい

私は内見と入居の間が1か月以上あったので、なるべく家賃発生を遅らせられないか何度も交渉しました。その結果、契約後半月間のフリーレントを追加していただけました。
何事も交渉してみるものですね。
参考にしたブログ記事です。
詳しくは下記の記事をご覧ください
内見前に見ておくべき動画
私は内見する前にyoutubeで賃貸を安く借りる方法について調べてから望みました。
私が内見に行く前に見るべきお勧めする動画を紹介します。
【10万円以上安くできる】賃貸物件をお得に借りる方法
お金に関する情報を発信しているリベラルアーツ大学、通称リベ大の動画です。
私が賃貸契約をする前に視聴し最も参考にした動画です。
賃貸契約に携わる不動産屋や仲介業者、家主などの関係や家賃交渉の方法など、一度見て損はないはずです。
アニメーション形式で気軽に見れるのもお勧めのポイント。
知らないとカモにされる賃貸契約。
契約前に必ず一度は視聴することをお勧めします。
同棲の物件探しとお金の大事なポイント&初期費用交渉術!
賃貸仲介歴20年以上のビブリ不動産のチャンネルです。
仲介業者視点から有益になる情報を多数発信されています。
先ほどのリベ大の動画とはまた視点の違った話もあるので、両方の意見を聞きながら、自分に合った交渉方法を考えましょう。
仲介業者の視点で家賃交渉の仕方について紹介されていますので、お互いに気分が悪くならない交渉のヒントになるはずです。
まとめ
本記事では私が実際に賃貸を借りる際に行った、家賃交渉のポイントや見積書の確認事項についてまとめました。
家賃交渉のポイントは下記のとおりです。
- 自分の条件をはっきり言う(予算、引っ越し時期など)
- 複数業者から見積もりを貰う
- 見積書の内容を細かく確認し、知らないものはなくす
- メールでやり取りすること
家賃は人生の出費の中でも大きな割合を占めます。
賃貸を借りるポイントを抑えることで数万円単位で無駄な出費をなくせます。
一緒に勉強して支出を減らし豊かな人生を送りましょう。
本ブログではインデックス投資による資産形成をお勧めしています。
インデックス投資については下記の記事を参考にしてください。
また、資産形成を始める際は下記の記事の5ステップを行うことをお勧めします。
一緒に豊かな生活を送りましょう。
最後に、私が投資を始める時に参考にした本を紹介します。
どれも良い本ですので、投資を始める際はぜひ一読してみてください。
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毎月の資産額の推移も把握できますので、興味のある方はご覧ください。
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